君と星空の彼方

「ずっと、好きでした…今も、好き。

けど、あなたが犯した罪には私のせいもあるの」



お母さんの言葉に大神は切なく自嘲気味に笑った。




「…今更0にはできない。

僕の身に宿る能力者の能力を元に戻すには…方法が1つしかない」



「そう…私も、一緒に」



お母さんの言葉に、大神は急に慌て出した。


「やめろ!お前を巻き込みたくない…」


「いいえ、私が好んでいくのです!

あなたに巻き込まれるんじゃないわ!」



そう言うと、お母さんは私へと笑顔を向けた。



ごめんね、そう言って。




「これから寂しくしちゃうかもしれない。

けど、あなたには…友達が、仲間がいる。

彼は1人なの…私がついていかなきゃ」



どうゆう、こと…?


「意味わかんないよ、お母さん…」


「…簡単に言うとね、大神が能力者から奪った能力を戻すには、やり方が1つしかないの」



分かる?と聞いて来る。



なんとなく、察しはつく。

でも、口に出したくない。



「……この世から、この身を消さないとね」


そう言ってお母さんは、パチンと指を鳴らした。

そばにいた小さな赤の鳥は、一瞬で大きく…高さ3mもありそうな火の鳥に変わる。