君と星空の彼方

大神は切なそうな顔を打ち消し、笑みを浮かべた。



「ならば、消すまでだ。

大丈夫…友達と一緒に、消してあげるから」



彼の手が上から下へと動く。

なんで…なんで?

苦しみを必死で耐えながらも笑顔を浮かべる大神の口が動くのを見た。



『 お あ い 』


お、わ、り…?




あぁ…落ちる。



雷が、落ちる。


結局私は完全に覚醒しても…誰も助けられなかったのかな…?




「ホシノっっ‼︎」



その声は1つじゃなかった。


私めがけて落ちてきた雷よりも早く、その声たちが聞こえた。



ホシノ、だけじゃなくて『さん』や『様』、『先輩』もついていた。



みんなが私を、呼んでたんだ。






でも…



目を閉じた。




けど、衝撃はこない。


なんで……?



ゆっくりと目を開くと、みんなが私の周りに立っていた。





一瞬で…ここに⁉︎



大神の雷の力は、大神付近も巻き添えにするのが分かった。


だって、力を出す時…もの凄い風が起きたりするから。


けど、それを振り切って……⁉︎