君と星空の彼方

違う、違う、違う違う違う!



「そんなの、信じないっ‼︎」



「今の科学技術で証明するか?

きっと答えは99.9%と出るだろうがな」



そうだ、今の技術があればそんなの容易い。


けど…怖い。


大神が私を見て切なそうに笑ったのは、私が娘でお母さんの子供で、面影があったから?




セイヤから聞いた。

お母さんは、幻獣の一族族長の娘で…姫、と呼ばれてたこと。


権力の差…は、これのこと?

お母さんの地位が高すぎたということ?




「あんたは…あんたは、なんの能力者だったの⁉︎



「あんた、は変わらないか…まあ、いい。


僕は、星の一族だった。けど、能力は覚醒せず…身体能力が上がっただけ。


まあその代わり高い知能をもらったさ」




私は…星空使いになるべく血を持ってたんだ。


そして目がワイン色なのは、お母さんの受け売りで。

完璧な赤じゃないのは、混血だからってこと?




「…もう、終わりにしようか、ホシノ」



「…え?」



大神は…私に向かって手を前に出した。




「真実を告げてもなお、君は僕の元へと来ようとしない。

愛する者は、いずれ逃げてく。



僕がこんな権力者になっても、君の母は僕の元へ戻って来てくれなかった」