君と星空の彼方

お父さん…?



なに、言ってるの…?

はは、は…真に受けちゃだめだ、どうせ混乱させるためだもん。



「私の…私のお父さんは事故で死んだってお母さんが!」




「そのお母さん、は僕の妻だよ」




ホシノ、聞くな‼︎



そんな愛しい人の声が聞こえた気もしたけど…


そんなのどうでもよかった。




「嘘…嘘、だよ…そんなわけ……」


そこでふっと思い出した、ある日の夢。


宙橋学園に来た時に意識を失って…その時に見た不思議な夢。




赤の目をした女の人…これはお母さん。

彼女が抱える赤ん坊…私。


そして、その場から去ってしまって…闇へと包まれて行ったのは…



大神で…私の、お父さん?




じゃあ、何?

今ここにいる、世界を征服しようとしている大神が。

みんなを苦しめる大神が。




私のお父さんだというの…?




だから、お父さんは私と一緒に行こうとか意味不明なことを…?