君と星空の彼方

2人の距離がもう、5mにまで近付いてる…!



「ふ…敵うわけないのに」


大神が手をふると、闇が生まれて、その闇がセイヤを包む。



セイヤはもう…抵抗できてない。



「これで最後だ…」



大神は闇剣を出すと、鋭い先をセイヤに向ける。

闇に囲まれたセイヤは、もがくけど…今のセイヤじゃ…!




「さらばだ、青年‼︎」


「セイヤあぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」




_パリイィィィンッッ‼︎‼︎




「っ⁉︎なにっ⁉︎」



シールドの割れる音が響く。


白の世界から、色がついている世界へと変わる。




大広間に、私たちはいた。




「私も…負けず劣らず、バケモノなのでね」



あなたのおかげで、そう言ったムル。


みんなボロボロ…戦闘服はあちらこちら破れてるし、ほおに黒いあとがあるし、血が流れてるし…


けどみんなの顔は、痛みに耐えてる様子がなかった。



ただ『敵』を鋭く睨んでいた。