君と星空の彼方

「なぜ君は、そんなにも僕を倒したい?」


「…はぁ…はぁ…

きな、りと地球を征服する、のを、拒むため、だ」



「…そんなに世界を守りたいのはなぜだ。

君が世界を恨んだのは、1度や2度ではないはずさ」




「あぁ…お、れもなんども、恨んだ…

けど、だい、じな人だって…いんだよ…」




大神とセイヤの距離…10m。


これ以上近づいたら、直接攻撃されちゃう…!



どうすればいいの…ねえ、どうすれば…



シールドの壁にもたれかかって、泣くことしかできないんだ、本当に…




「…………の」



え…?



「……しの、ホシノ…!」


この声は…ミズキ⁉︎


「み、ずき……セイヤが…!」


声の限り叫ぶ。

けど、大した声量にはならない。


でも、聞こえたようで。



「分かってる…こっちはね、なんとか倒せたんだぁ…でも、みんなボロボロ。

けどみんなの力をフルで合わせれば…シールドだって、壊せるはずなの」



けど、そんなことしたらみんなの体が…!



「私がいます」


「…!ムル……!」


「大神の知識不足でしょう…闇魔術というものは、使えば使う程回復や保護能力が消えていくのです。

慣れない大神が使うと、一瞬で保護能力は衰えて行き…シールドも完璧とは言い難い」



シールドを、壊せるってこと⁉︎


「私も、こっちから頑張るから…お願い、早くして…セイヤが……」