君と星空の彼方

だから、と続ける。



「もう僕は…後戻りなんてできやしない」



そう言って大神は私の前へと…雷を落とした。



熱い…あっつい!熱い…!



大火傷かも、腕!



右手を見ると、私の右手は真っ赤になって、腫れていた。

見るからに痛そう…いや、痛い、ヒリヒリする!




しかも足も少しやられた…動けない!




少しでいいから、いや良くないけど、水が欲しい…!





「お前、ホシノに……!」




「うるさいよ」



大神はどこから出したのか、分厚い本を出した。



「魔法術っていうのは生粋の者しか扱えない。

けど、僕はもう…使えてしまう。



『光の道を閉ざし、闇を作り出せ!

彼を永遠の眠りへといざなうのだ!』」



意味不明な呪文をつぶやくと、辺りから黒い物体が現れる。

なにあれ…ねちょねちょしてる…



丸い黒い物体はまるで生き物のように、セイヤへと向かっていく!


「くそ、シールド!」


セイヤは急いでシールドで身を固める。


けど、間に合わない!



「うわあああああぁぁぁぁ‼︎‼︎」



「セイヤっ!」



黒い物体が触れたところが…火傷になってるの?

いや、溶かそうとしてる…⁉︎



肩に触れたところ、服が破けてる!




「闇魔術、と呼ばれるものだ。

まあ、慣れない僕が使ったせいで力は小さいが」



小さくないよ…セイヤが、死んじゃう!


けどセイヤはすぐに衝撃波を出し、黒い物体を飛ばして破壊させた。


よかった…けど、セイヤの肩や腕が…火傷で…



ふらふらと歩き出すセイヤ。駆け寄りたいけど…足が動かない!