君と星空の彼方

闇剣は上の体勢からそのままセイヤの…心臓を狙う!



「最後なのは…お前だよっ‼︎」




……イメージしろ、私!


強くて、あんな人造の闇なんかに負けない…光の剣を!




脳内イメージがピッタリと現実と重なった時

私の手に、光の剣が生まれた。



「お願いっっ‼︎‼︎‼︎」




光の剣の先は…真っ直ぐに


驚く大神の左胸を、目指していた。



怖いけど…今は、私にはセイヤがいる…!








「…甘いよ、ホシノ」


え?


確かに、胸に突き刺さっているのに

なんで、大神は笑っているの?



「きゃっ!」


彼はまるでゴミを払うような手つきで…私を吹っ飛ばした。


うぅ〜…お尻打った、痛い…




「…まあ、痛いけどね」


苦しそうな顔を無理に笑って見せる大神。


彼の胸からは、血が一滴も垂れてない。



「今の僕は、ムルのように…バケモノだ。

いや、彼以上かな。


人間の急所なんか突かれても…激しい痛みだけで、血も出ないし死にもしない」