君と星空の彼方

彼の言葉に敏感に反応したセイヤが、守るように私の前へと立った。


「……おい、なんでホシノが関係あるんだよ」


確かに…なんで大神は私を仲間にしたいの?



私の能力を利用する、と言ったってはっきり言ってセイヤとかの方が強いし。



まだ完全に覚醒してない部分もあるのに。



メリットなんて…ないよ。



「それを教える義理なんてないはずさ」


「いや、ある」


「…なんでかな」


「…さあなッ‼︎」



_ガキィンッ‼︎


セイヤの美しい剣と大神の手から伸びる闇で出来た剣がぶつかった。


強くぶつかった2つの剣は、一歩も譲ろうとしない。


素早い動きで一旦離れ、またぶつかる。



「…厄介な子だ。

僕とホシノの絆を切ろうとしてるようだよ、その剣は」


セイヤの剣がしなやかに大神の闇剣から離れ、彼の背後に回る。


剣が大神の背中に突き刺さる_直前、大神は体を反転し、それを闇剣で受け止めた。



それを合図にか、一度2人は離れた。



「…ホシノとお前に絆なんてないだろ」


「いや、あるね。君なんかよりも、強い絆が、ね?」



ぞっとするほどの笑みに、私は釘付けになってしまう。



その恐ろしい笑みに体を捕われたように…動けない。