君と星空の彼方

「…ほう」



彼は恐ろしい速さでそれを避けると、するすると私の前へと歩み寄る。



私は両手でサークルを次々と作り出し、彼に当てるけど…てんで当たらない。



なにか策は…!



私は、手から出る白いサークルを見つめた。

それと同時に、私たちを囲む白いシールドも。



…これなら、行けるかもしれない。


けど、最低でもあと1人いなきゃ、私の策なんて、通らない!



「もう……‼︎当たってよ!」



両手で銃を構えるようにして、次々と光の弾丸を放つ。

彼は微笑みを絶やさず…あと数歩まで、私の近くへと来ていた。




もう…ダメ。

私はあっちに行かなきゃいけないの…⁉︎




助けてよ…

助けて…


『あなたが助けて欲しいと求める相手は、誰?』


え…?


『アンドロメダの力を持つあなたが助けて欲しいと求めるのは、誰…?』


優しい声が、心に響く、にじむ。


けど…戸惑う時間もない。



私は素直に口に出した。

目からは涙がこぼれ落ちようとしている。



「助けて…セイヤ……」



_バリンッ‼︎