君と星空の彼方

「…1回、落ち着けっ‼︎」



_キイイイィィィン‼︎



大きく響いたその音に
私たちはまた、目を彼らに向けた。


ユリは尻餅を付いた状態で座り込み、夜月の剣先が顎にあった。

彼女の剣は、遠くへ飛ばされていた。



「大神様大神様って、そんなに大神って偉いのかよ⁉︎

お前もいい加減目を覚ませよ、怪しいと思わねえの⁉︎」



「だ、だって大神様は…」



「大神より俺の方が、お前を知ってんだよ!」




夜月の言葉に、ユリの目が見開かれる。

言葉を失っているようで、表情が固まった全く動けなかった。



…その時だった。




_パン、パン、パン、パン、パン…




乾いた、手を叩く音が聞こえた。



「…もういいよ、ユリ。下がりなさい」



「……!はっ‼︎」