君と星空の彼方

「…マナミを狙うとは、いい度胸ですね、ユリさん」


「マナミというのね。知らないわ。

けど、ターゲットを殺すことしか興味がないの」



ユリさんの攻撃に、イリヤ先輩はどこから出したのか銀色に光る盾で塞いだ。


そして、それに触れたユリはそのまま後ろへ吹っ飛ぶ!



けど、空中でユリは一回転…二回転し、スタッと床に降りた。





「…覚えてないの、何も。

けど、何かを思い出せそうだと大神様に言ったらね


あなたたちを倒したら、記憶を元に戻してあげると言われたの」





_だから…



お願い、倒されて_






そう言ったユリは、大ジャンプをして…空中からすごい勢いで、マナミ先輩に蹴りを入れた。



…速い!
見えなかった…!


イリヤ先輩にだかれているのに、マナミ先輩しかダメージはおってない!


「かっ…は……」


「あれ、おかしい。今ので死ぬはずなのに。

あぁ、あなたはシールドを使うのか。だから死ななかったの」



ユリが冷たくそう言った様を、私たちは無言で見ることしかできない。



……卑怯だ。



私たちがユリ相手に攻撃できないのを悟って…


ユリの記憶も、また改造したんだ!