君と星空の彼方

「…もう、目を開けてよろしそうです」



ムルの声が聞こえることに、凄く安心した。

まぶしすぎて、まぶた越しに光が届かなくなったのも分からなかった…



静かに目を開くと、いきなり光がなくなったせいかフラフラする…



足がつまずいて、壁にもたれかかる。

優しくて柔らかい、いい匂いがわずかにする…いい壁使ってるなぁ…



「おい、大丈夫か?」

「うん、大丈夫…って、え⁉︎セイヤ‼︎」


なんと目の前にはどアップセイヤ。

わ、私今、セイヤにもたれかかっている状態⁉︎



「ご、ごめん!」

急いで離れると、手で顔を隠した。

うー…顔が熱い。絶対赤いって…見られてませんよーに。



「…仲がよろしいようで。

この状況も分からずに」



聞こえた声は、今まで聞いたことがなかった。


バッと振り返ると、そこにはざっと30人ほどの人たちがずららーっと並んでいた。


ここは…どこ?


辺りを見渡すと、大広間のようなところ。

けど…暗い。電気がついていないし、カーテンがしまっている。