君と星空の彼方

もしかして…魔法陣?


ムル、分からないのかなぁ…いや、分かったとしても今の状況じゃ説明できないか。


相変わらず考え込む顔つきのムルは、紫色の光をただじっと見つめていた。



あぁ…どうするんだろう。



「どうぞ、この中へ…私は入れませんが」



騎士さんは右手を左胸に当てて頭を下げた。


そして一歩後ろへ下がる。



…開けろってことか。

ムルは私たちを振り返って見渡す。



私は、強くうなずいた。みんなも同時にうなずく。




ムルが勢い良く開くと、中からは紫色の光が私たちに襲いかかって来た。


今まで体験した紫色の光とは桁違いで、すぐさま目を閉じる。


溢れんばかりの光は容赦無く私たちに降りかかる。


あ、熱い…熱い!目が焼けそう!

早く出たい!
ていうか、早く光、終わって!

一体魔法陣でどこへ行くの〜!