君と星空の彼方

「…みなさま、早いですね」


ムルの後ろから模擬戦場の前にあるボードを覗く。


模擬戦場はたくさんあって、A〜Lまであるんだけど

今は利用者がいるとか、そんなことが書かれているんだ。


えっと…今はA〜Hまでいっぱいだ!


模擬戦場は11部屋いっぱいだってこと。


私とムル以外に今日訓練するのは8人。


あんなに熱かったお祭りの後に訓練する人は、限られてるから…



みんな、朝からずっとやってるってこと⁉︎


1番弱い私が1番遅いってことじゃん‼︎

あーもう、私バカー!



「運良くだれもLは使ってないですね」



ムルが指さしたのは、『空室』と表示されてる模擬戦場L。


これは、1番広い模擬戦場。



私たちと獣剣学園の戦いもここでやったからね。



集団とかにオススメ、らしい。




けど他は1人から2人用で、部屋にも人数相応の特典が付いてる。


集団用のLは集団向けの特典…例えば、でっかい休憩室とか。





「今は9時10分。

みなさまに20分に模擬戦場Lへお集まりいただけるよう、連絡しましょうか」



「りょーかい!」



私は宙橋学園のみんなに、ムルは獣剣学園のみんなに端末で連絡した。



私とムルは一足先に模擬戦場Lへと向かうことに。




ムルがボードの模擬戦場Lのところにカードキーを照らすと、『空室』から『予約』となる。