君と星空の彼方



時刻は午後6時前。



ゆりさんと別れ、今城下町の標識を後にした。




家に入った後は、あまり覚えてない。

なぜかスッキリしたような顔の夜月に2人ともびっくりしてたけど。



ゆりさんには必死の説得で、敵ではないことを認識してもらった。



そしてその後はたわいもない、色々な話をした…気がする。



なんでか記憶が薄い…思い出したくないと、脳が拒んでるのかな。なぜかはそれも不明だけど。



ミズキもゆりさんと話してて、どんどん笑顔が増えてった。


最初は泣きそうな顔だったけどね。



きっとミズキも前に進むことに成功した。



3人はこれから、新たな友人としてゆりと関わって行く。



…もちろん、私もね?



なんか最後なんて「また来てね」って言ってくれたし!ゆりって呼び捨てでいいって言われたし!



まあ仕事柄、私たちを刺客か何かかと思ったらしい。



私たちがなんでここにいるという事を知ってるかと聞いて来たけど、そこはセイヤが

「俺の知り合いが君のことを知っていて…あ、政府のやつなんだけど。

スパイのことに興味があってさ」



とかなんとか言って、誤魔化してた…誤魔化せてたかは、わからないけど。


制服のことには突っ込まれなかった。


スパイなら絶対知ってるはず。




今は聞く時じゃない…そう思ったのかな。