君と星空の彼方

ムルの言葉に、セイヤの黒い目が大きく見開かれた。


「あなたがなるべきです」



ムルは再確認するように、もう1度しっかりと言った。


セイヤは顔を歪ませると唇を噛んで、下を向いた。


「…俺にそんな資格は、ない」


「資格ってなんですか。

自分を殺そうとしているものを、倒すのに資格なんてあるんでしょうか」


「…っ………」



ムルの前では、セイヤも口が出せないようで。


まるで幼い子供のように、唇を噛んで何かに耐えていた感じだ。





「…今回は、セイヤさんをリーダーとした何人かで倒すと考えます。


今、この部屋にいる人は全員戦うことになりますが」




「…え…って、ちょ、ムル、それって私も⁉︎」



「聞いていましたか。この部屋にいる人は全員戦うことになります。


戦力以前に、この戦いは人に知られてはいけない戦いです…



この一件を知ってる人の大半が参加することになりますから」