君と星空の彼方

なのに神たちは卑怯な手を使ってまで権力を手に入れようとした…


「…権力をそこまでして手に入れたかった理由、分かるか」


「残念ながら、僕たちの一族はそこまでは調べられてない。

この話も数年かかって調べて、最近明らかになったんだ」



そう、理由だよねぇ…ただ頂点に立ちたかったってだけなのかな?


いや、それだけじゃない気がするんだよなぁ…




「…これで、僕たちは知ってる全てを話した。

もう一度頼む、一緒に戦ってくれないか」


生徒会長がまた頭を下げる。


けど、この場には私たち生徒3人だけ。



そんな簡単に決められな…



「いいですよ」


「…へ?」



いいですよ、そう軽くいったのは、もちろん私じゃない。

セイヤでも夜月でもない。


「…なななんでムルがここにいるのよ⁉︎」


「いてはいけませんか?」


「いや、いつからいたのよ!」


「…さぁ、いつでしょうね?」



相変わらず涼しい顔をしながら憎たらしい言葉を言うムルだった。