君と星空の彼方

「そして、僕たちが政府を倒したい理由は能力者全滅阻止だけじゃない」


生徒会長が張り詰めた声で言った。


室内は水を打ったような静けさへと変化する。



「実は…

政府の人間は、神たちに記憶操作をされてる」


「「はい⁉︎」」

「…」


か、神たちってそんなところまでそんなやり方で支配して来たってわけ?

卑怯だよ、記憶操作に頼るなんて…いや、それだけじゃない、人としての尊重を奪うってことになる。


自分が反対だ!とか言っても、神たちが賛成推しだったら無理矢理記憶を操作されて賛成にされちゃうんでしょ⁉︎




「空白の5年間のうちの、少しが分かったんだ。

なぜなんの音沙汰もなく神たちが入れ替えられたか。簡単だ。



前の神たちは記憶操作をされ、自分が神であったということさえ忘れたからだ。


きっと今は、神であったことを忘れ…捕らえられてると思われる」




そんな…!


だってさ、


キナリで言う神、って言うのは日本で言う総理大臣とかだと思うんだ。



総理大臣はがんばって演説して、がんばって運動を起こして、がんばってがんばって…



ただ国民を守りたい一心で、努力した人がなるんだと思うんだ。