君と星空の彼方

「ホシノは確かに力を授かったばかりだ。

けど使いこなせればすっげえ強くなる…それに、



お前のキマイラを浄化したのも、ホシノだぜ?」



「…っで、でも!

実際私の方がホシノさんよりは強いのよ、少なくとも今はね!


あなたのせいで…宙橋学園の評判はきっと落ちぶれるわね?



散々バカにしていた幻獣使いの学校に決闘で負けた、だなんて噂たったら」



私のせいで…宙橋学園が?


確かに、セイヤから聞いたことがあった。


宙橋学園の卒業生は優遇されて、世界の戦闘組織から引っ張りだこみたいな感じなのだ。


それに対して、獣剣学園はそれほど優遇されないと。




私のせいで、みんなの未来を変えちゃった?

アンドロメダはみんなを守るための力のはずなのに…



悔しくて、唇を噛んだ。



「…なに言ってんの、お前。

バッカじゃねえの?」

「は、はぁ?」


夜月の挑発的な言葉に副会長さんは眉間にシワを寄せた。


「…セイヤが負けるはずねえんだよ。

あいつがあんなニコニコしてる弱そうなやつに、負けるわけがない」



夜月がとてもかっこいい笑顔を見せながら、自信たっぷりにそう言った。

そして私のおでこをコツンと叩いた。




きっと…慰めてくれたんだ。


安心しろ、って手から伝わって来た気がした。