君と星空の彼方

アラサーの終わりかけとなれば、まあ恋愛とかには興味なくなるのは当たり前か。


1人で納得してると、お母さんが決断したようにギンッと私に視線を向ける。


「あのね…!実は、ホシノは……ホシノは……」





私もつられて体を前に少し出す。


ホシノは……⁉︎



「『星使い』なのよっ‼︎」



お母さんが机に両手を乗せて、前のめりで私に言う。


言い切ったっ!って感じで一安心している様子のお母さん。

でも、全く意味不明なんですけど…?



「そうですか………」



「そうなのよ」



いや『そうなのよ』とか言われても全く分からないよ?


私もしかして夢の中なのかな?





不安になって右手でほっぺをつねってみる。


「何してるの?」

「き、気にしないで...はは...」


ほっぺはやっぱりジンジンとなって痛い。

うぅ...お母さんが寝ぼけてるとか?

いや、お母さん目覚め良い人だしそりゃないかな。