君と星空の彼方

差し出された右手。


もう黒へと戻っている瞳を見上げる。




「……とても勉強になりました」



ふらふらとしながらも書記長さんの手を借りてやっと立てた。


右腕に痛みはないけど…筋肉痛というか、とてもだるく重く感じる。


その右腕を精一杯起こして



私は、書記長さんと握手をした。




その時、私の白い髪の毛が黒へ戻って


シールドは薄くなって


いつの間にか、カートスは消えていた。




書記長さんと一緒にシールドの外へと戻ると、


「ホシノ、大丈夫か⁉︎

二の腕もう痛くないか⁉︎


あいつ、手加減しなかっただろ…水の弾丸、って銃ぐらいの威力があるだろ、絶対!」


「や、夜月落ち着いて…」



興奮気味の夜月をなだめると、夜月の後ろにセイヤが立っていたのに気づく。



「……大丈夫か?」

「…うん!

書記長さんのおかげでいい勉強になったし、それに回復もしてくれたし!」


そう言うとセイヤの肩が少し下がって、表情も少し緩くなった…気がする。