君と星空の彼方

その声とともに、私は膝から崩れ落ちて、水も一気にどこかへと引いていった。


なぜか制服も乾いていて、なんの違和感も感じなかった。



ただ私は膝を床についたまま動けなかった。



…悔しい。



そう、思った。



…甘かった。



攻撃を出した瞬間、気が緩んでいた。



…これが、差。





まだ来たばっかの私には

こんなので自惚れちゃ、いけなかった。



『たまたま』キマイラの時にうまく浄化の力が使えて、『たまたま』みんながいたおかげで倒せたんだ。


今回の戦いは…とても勉強になった気がする。




すごい悔しいし、カートスに復讐を成し遂げられちゃったけど…


目の前に降ってきた影に、私は見上げた。



「……いい戦いができた気がします。

ありがとうございました」