君と星空の彼方

「行きますよ…

行きなさい、『ケートス』‼︎」



け…ケートスうぅぅぅ⁉︎


あ、あれって確か、海獣…だよね⁉︎



ギリシア神話に登場する幻獣、ケートス。


ケートスの物語といったら…1つしかない…よね?


そう、それは、それは…!



「って、うわあぁぁぁ⁉︎


み、水⁉︎」


大きく手をあげた書記長さんの手から赤い光が出たと思ったら


急に赤の光がシールドの膝下までに満ちていって…


それが急に実体化して、水になった⁉︎




つ、冷たいって!




「まだまだですよ…?」


書記長さんの余裕の笑み。

そう…まだ書記長さんの手からは光が大きく溢れている。


も、もしや…来ちゃうの?ねえ…来ちゃうの?


私、幻獣は…キマイラしか見たことないから、慣れてないよ?


ぶ、ぶっ倒れちゃうかもよ…?



「グアアァァァァァァァ‼︎‼︎‼︎」


「………き、きたぁ…」