君と星空の彼方

し、死んでないよね…さすがに殺しはまずいって…!

でも副会長さんは痙攣を小さくしてて…倒れた体がピクピクと動いていた。



「……副会長の戦闘不能により、宙橋学園夜月君の勝利です」



その瞬間、シールドはまた薄くなって…もうすっかり雰囲気も元に戻った夜月が私たちの元へ歩いてくる。


その後ろから、書記長と呼ばれてる男の子が副会長に肩をかして歩いてきた。


「…お疲れ、夜月!」


「まあ、あれぐらいならな。

けど打ち合った時は押し負けそうになったから…俺もまだまだだな」


そう言って照れたようにほおを赤くして笑う夜月。

すごいなぁ…あんなに強いのに、簡単に認めない。



自分の弱いところを責めてる。




「……お疲れ」

「お、セイヤ!どうだった、俺?」

「前より強くなってた気がする」


だろ⁉︎と夜月が笑って、セイヤも小さく笑う。


それが微笑ましくって見てると、肩を叩かれた。


「……ん?


って、あなたは…」


私の後ろにいた男の子。彼は…



「よろしくお願いしますね、室月さん。

手加減は無用ですよ?」



書記長の、メガネをかけた男の子。

優しそうな雰囲気だけど…


小さく微笑むその笑みに、底知れない強さを感じる気がする…



この人、強い。

副会長さんより弱いとはいえ、私と戦っても…私は完敗になる気がする。


「……私は弱いですが、

精一杯頑張ります」


「……そうこなければ。

では、行きましょう」


……私だって、星空の力を持つ。


アンドロメダ…あなたの力を、貸して!