君と星空の彼方

副会長さんは、キマイラに近づけさせるためにあの紐を夜月に…⁉︎


「…ホシノも、俺をナメてんの?」

「…はぃ…?」


夜月はキマイラの攻撃を避けようとしない。

な、なにこんな時に言ってるの⁉︎


キマイラの鋭い牙、爪、恐ろしく真っ赤な目が…夜月に突き刺さる…!



_キィィィィィンッッ



金属と金属が打ち合ったような音が模擬戦場に響き渡る。


夜月は…


とてもかっこいい笑みを絶やさずに、剣でキマイラの爪と打ち合っていた。


そうだ…確か夜月は、剣がすごいんだっけ。


美しい装飾が施された剣を、舞を踊るかのような剣さばきでキマイラと打ち合う。

打ち合う…と言っても、キマイラは爪か牙だけど。



「ガルル…グル……」



キマイラの口から、低いうめき声。


その声が聞こえると、副会長さんはとても怪しい笑みを浮かべた。


ま、まさか…



確かキマイラは、口から…



「グアアアァァァ‼︎‼︎」