君と星空の彼方

獣剣学園の3人が、そこにいた。


「獣剣学園…

どうしました。

俺たちの荷物なんか持って」


「え…ってなんで獣剣学園が俺らの荷物持ってんだよ⁉︎」


生徒会長を筆頭に立っている3人のそばには…私たち3人のキャリーバッグ。


なんで…⁉︎


「別に盗もうとなんて思っていませんよ。

勘違いなさらないでください」


「じゃあ、なにが目的だ」


「おー…怖いなぁ。

僕たちはちょっと君たちに頼み事があるだけです」



頼み事…?

獣剣学園が、私たちに?


いや、でも私たち宙橋学園を敵対しているはず。


そんな私たちに頼み事なんて…おかしいよ。






「頼み事と言っても簡単なことですし…

今、ここにいるあなたたちだけでその条件はのめるかと」



「……生徒会長はイリヤ先輩だ。

『ちゃんとした頼み事』ならイリヤ先輩に頼むはずだ」


た、確かに。

それにまだ私は入学してそんなにたたないのに…

ここにいる3人の内の1人が私だよ!私なんかに頼む?普通。