君と星空の彼方

「よし!っつーことで俺からうば…

って、セイヤ、お前速すぎだぞ⁉︎」


え…って、あれ?

いつの間にかセイヤの両手に1個ずつカードキーが握られてる…!


「ほらよ。

行くぞ」

「へっ…⁉︎

わ、わ!落ち…!」


ぽん、と手の上にカードキーを置かれる。

ちょ、落ちそうだったんだけど…!


「まあでも……ありがと!」


「ん」


セイヤは相変わらず無表情。

でも…ちょっとほおが赤い気がする…のは気のせいかな?



「やっぱセイヤには勝負しても負けるし…

また今度勝負しような!」


「絶対俺が勝つけどな」

「分からないぜ?

このホテルに模擬戦ができるところもあるらしいし、またやろうぜ!」

「……気が向いたらな…」


夜月は急に残念そうな顔になる。

うーん…そう言えば2人には今日、予定がないのかな。


「ねえ2人とも、予定ないなら私とミズキと4人で今日行動しない?

ちょっとやりたいことあるんだよね」


やりたいこと…っていうのはゆりさん探しだったりするけど…

それは言わない方がいい、かな。


「おう!

俺も暇だったし、先輩たちも用事あるらしいし?

とりあえず今は部屋行こーぜ!」



「うん!」