君と星空の彼方

う、運命って…!

まあ確かにそうなんだけど、やっぱりちょっとは照れくさい。


それに夜月とゆりさんのことを知っちゃった今、気まずくなっちゃう。


「………うん!」


私には今、ここで笑うことしかできないけど…

いつか、夜月の方からゆりさんのことについて話してくれないかな。


「おし!じゃ、行こーぜ2人とも!

俺の手中に2人の鍵はあるんだからな!」


そう夜月は言うと、両手に1個ずつ、オレンジ色のカードをひらひらとさせて見せた。


あ、ここのホテルはカードキーなんだ。


「あ、ちなみにカードキーじゃなくてさ。

これ、持ってる人しか開けられない仕組みになってるんだよ。


ってことで今からお前らは俺から奪わないと入れません!」


「……お前、元気だな」

「セイヤが静かすぎなんだよ!

初めてのキナリだぞ、楽しめよ!」

「……初めてじゃねえけど」


……ん?セイヤの声が小さすぎて聞こえなかった。

でもやっぱりみんな初めてなんだね。