君と星空の彼方

「では、また」


そう言って生徒会長は2の生徒を引き連れるように行ってしまった。


「ねぇ、あいつら大した事ないわ。
生徒会長の前では絶対かてっこないわ」


そばにいた女子生徒が、わざと聞こえるように生徒会長に言ってる。

顔はかわいいけど...好きにはなれないタイプ。

まぁ、ここは黙っておくのが1番だよね。
煽っているだけだろうし。



……でも彼女のちょっとハスキーな声、どっかで聞いた気が…?



「生徒会長様には負けるか分かりませんが...



僕たち、1回勝った相手には興味ありませんので」



そう言ったのは...

意外にもイリヤ先輩だった。

イリヤ先輩はいつも通りの優しい微笑をたたえている。


1回勝った...って、もしかしてみんなは戦ったことあるの?


獣剣学園の人たちを見ると...悔しそうに顔を歪めているのは、さっき私たちに挑発していた女の子?




「副会長、そんなくだらないことで怒るな。


それなら...後で手合わせ願えばいいさ」


そう生徒会長が言うと、他の2人はこちらを見て少し笑ってからホテルヘと入っていった。



「厄介なことになったね。

ごめんね、みんな」

イリヤ先輩は申し分けなさそうに言った。


もしかして...手合わせって、戦うってこと!?


だってあの人たち大人数が所属する獣剣学園のTOP3でしょ?


ムリムリムリ、ムリぃぃぃ‼︎