君と星空の彼方

「ムルさん…失礼ですが。

僕の予想が正しければ…」


イリヤ先輩がそう言うと、ムルは1つため息をついた。


「イリヤ様が言いたいことはなんとなくわかります。
きっとイリヤ様のご想像のとおりだと」


もう1つの能力者育成学校。


交流会とかもできそうじゃんか。


「ねえイリヤ!

早く教えて!気ーにーなーるー!」


マナミ先輩は我慢できなかったのか、イリヤ先輩の肩をバシバシ叩きながら聞いてる。



「うーん…多分だけど…」


「…失礼ですが、あなた方が宙橋代表の方たちでしょうか」




イリヤ先輩の言葉は、突然乱入して来た男の子の声に遮られた。




んーと…うん、誰?



顔は結構整ってる茶髪の男の子。

赤ワイン色のブレザーにネクタイを締めてて…多分高3ぐらい。


そして、赤い目をしてる。

……赤い目?



「って、もしかして……!」



もう1つの能力者育成学校って、まさか…




「こんにちは、宙橋学園の代表の皆様。

僕は獣剣学園の生徒会長です。


以後お見知り置きを…」