君と星空の彼方



改めて見上げて見ても、すごい。その3文字しか出ない。


確かに今も透明な筒の中を車とは少し違う、全体的に丸っこい球体のようなものが移動している。


すれ違う時は筒自体がボコンッと膨らんで滑稽だ。


明らかにまだ子供のような子たちは自転車、というよりスクーターっぽいので移動している。

子供なのにあんなバイクのやつ乗るの…?危なくないかな。



でも



こっちの世界では普通なんだよねぇ。





そう思うと異世界ってなんでもありだ。




キナリの人も地球に来たら色々びっくりするだろう。

でも明らかに地球よりキナリの方が進んでいることはすぐ分かる。



「皆様、明日は『いにしえの祭り』1日目でございます。

今日は一旦自由行動でございます。その前に宿泊施設へ行きますが。



キナリの中で連絡できる携帯電話のようなものを後に配布いたします。今は宿泊施設に行きましょう」



宿泊施設、かぁ、ホテルってことだよね?




「楽しみだねホシノっ!」


「うん!」


ミズキと笑いあってムルの後に続く。


けど…


ちらっと後ろにいる2人組を見る。


夜月とセイヤ。



セイヤは一旦解決したとして…夜月とはやっぱり気まずい。



熱が出てた夜月からしたら覚えてないだろうけど。

まあ、治ってよかった!今は元気そうだし。