君と星空の彼方

「ちょ……どうゆう事⁉︎」



外へ出ようと手を伸ばすけど、男の人が思いっきりバタンとドアを閉める。


急いでドアノブに手をかける。


「なっ、開かないって、何で‼︎」


ドアノブを私が引くけど、ギッギッと虚しくも音をたてるだけ。


ふと外を見るとお母さんが優しい笑顔を浮かべていた。



いやいやいや‼︎

今は優しい笑顔、いいから!


私を助けてよおおぉ〜‼︎




「出発致します。

しばしのお別れをお母様にお伝えください」


いつの間にか中に入っていた男が私に話しかける。

『しばしのお別れ』って…


すぐ夕方になりゃ帰ってくるじゃん!



私は一応苦笑いでお母さんに手を振った。