君と星空の彼方

うん…やっぱりミズキは初恋もまだっぽかったもん。

はっきり言って恋より友情!って感じかな?

いや、ミズキならはっきり、じゃなくて「当然!」とか言いそうだ…

「……でも、優しい人がいいです。

そんなに…すっごい男らしくなくてもいいかな、って思いますね」


優しい人、か…

あ、ユウとか?…今日の出来事は気になるけど、優しいし男らしくないし…なんだかごめん、ユウ。



「そっか。

でもミズキなら大丈夫!キナリにいったらナンパされるかもねん♪」



「なに言ってるんですか、先輩!

私がナンパなんかされるわけありませんっ!」


……天然ちゃんめ。


マナミ先輩とほぼ同時に顔見合あわせる。

マナミ先輩の顔はニヤニヤしてるけど…絶対私もニヤニヤしてる。


「もぉ〜!ミズキったら可愛いんだから〜!」


私が言うと、ミズキは明らかにオロオロしてる。


しかも真っ赤。



「けどさぁ、ミズキって昔から思うけど…

戦う時人変わるわよねぇ」


あ、それ私も思った。

授業の模擬戦ですらいつもと雰囲気違かったし、

ミズキがキマイラと戦う時…豹変してたもん。



「でもそれって…ミズキだけじゃなく、みんなな気がするんですけど。


イリヤ先輩含めて」



「た、確かにぃ〜…私ははっきり言って自覚はないかも。

どこからか自信がぱああって溢れるんだもん」


そうなんだ…自信が溢れるなんて、ちょっと羨ましい。

私は能力を発動した時も慌ててばっかだったし。