君と星空の彼方

全員着替え終わって、今は3人ベッドの中。

真ん中にマナミ先輩で両端に私とミズキ、って感じ。


「ねえねえ〜
2人は好きな人とかさ、いないわけ?」


ふとマナミ先輩が言った言葉。



好きな人…か。


頭の中に、なぜかスゥっとセイヤの顔が浮かんだ。

キラキラした笑顔で手を差し出してきた、セイヤの顔が。


「あり得ない‼︎」


「「え⁉︎」」


思わず叫んでしまった私を、2人はちょっと心配してる様子。

だってあり得ない!なんでセイヤの顔が浮かぶのよ⁉︎

せめて夜月とか浮かばなきゃいけないところでしょーがー!



そして今度は夜月に抱きしめられたことを思い出してしまった。



「うわあああああぁぁぁぁ‼︎‼︎」


「どうしたのホシノ⁉︎」

「ホシノがおかしくなっちゃったあぁ…」


冷静になれ、自分!

おかしくなっちゃったかも、本当に…



「2人ともなんかスイマセン…」

「いや、大丈夫だよ‼︎

ほら、ミズキはどうなのよ〜?」


マナミ先輩は気を利かしてくれたのか、ミズキに話を振った。


「私はまだ分からないですねぇ…」