君と星空の彼方

けど…いちいち見かけたから謝りにきてくれたんだよね?


「………ありがとう」


「っ…別に、なんでお前が礼を言うんだよ」


「えー…なんでだろう?」


なんかおかしくなって私が笑っていると、セイヤは不機嫌そうな顔になった。


おーおー、イケメンが台無しだよ?



「もっと笑いなって‼︎ね?」


私はそう言ってセイヤのほっぺをぎゅむむーっと引っ張った。


あ、つい…怒るかな?


けど…セイヤはだんまり。

あ、無言攻撃ですか?

それ何気にキツいです。


そう思いながらセイヤの顔を見ると…

セイヤは私の顔を食い入るように見ていた。


へ?な、なにか私顔についてる?
顔を触ってみるけど…わからない。

その間もセイヤはずっと私の顔を見てる…いや、本当に見てる…?

私の顔を見てるようだけど…意識は別のところに行ってるような、焦点が合わない目線だった。


もしかして…セイヤ…



「ゆりさん、思い出してる?」