君と星空の彼方

外にいたのはお母さんだけじゃなかった。





「室月ホシノ様ですね。

私は、宙橋学園の者でございます。
どうぞ、中へ」

怪しすぎる黒のスーツに身を包む男性が、お母さんの隣にいた。

まだ20代ぐらいだろう、とても若そうでだし顔もすっごく綺麗な顔立ちだ。

髪の毛は短髪の茶髪だし…なんか、言っちゃ悪いけどホストみたいな雰囲気。

ホストなんて生で見たこと無いけど。



こんな怪しすぎる男に突然こんな事言われても、乗るわけないでしょっ!


って脳内では言ってるのに…



まるで魔法で背中を押されるように、ふわっと私の体が前へと出る。


抵抗する気はあるのに、全く抵抗できない。


体が浮くような感じで、ふわふわと前へと歩いちゃう。



気付けばリムジンの中に入って、座っていた。