君と星空の彼方

倉庫は音もなく閉まって…鍵がかかる音が小さくしただけ。


それも鍵が閉まる音は1回じゃない、小さなカチッと言う音が続けて何度も聞こえた。


それ程複雑な作りになってるのだろうけど…


なんでユウが、入って行ったの?



倉庫って…そんな簡単に入れるの?

いや、入れないはず。

倉庫にモルティ先生以外で許可なく人が入った場合、警報がなるはずなのだ。


私はなんか怖くなって…


今まで来た道を思いっきり走って戻り始めた。



走りながら…ユウの可愛い笑顔を思い出す。


ユウ…どうして?


あなたは…なにがあったの?


もしかして、モルティ先生の許可が下りたのかもしれない。

でも普通、授業中に来たりするのかな?


ユウは寮で唯一の1年生だし、ルームメイトがいない。


だからユウのことを聴くには、1年生の教室へ行けなきゃいけないのだ。


それは避けたいしなぁ…なんて思ってるとあっという間に反対側の突き当たり、階段のところまで来てしまった。