君と星空の彼方

ん〜…じゃあセイヤはなんで嘘をついたんだろう。


私に言うことを聞かせるため?説得力を自分の話に持たせるため…?


…セイヤが、分からない。


私は隣にある大きなキャリーバッグを見た。

もう大体の準備は終わってるし…


「ねえミズキ、私ちょーっとだけ探索してくるっ!」

「えぇ〜?1人で大丈夫?」


「うん!じゃ、行ってくるね!」


私は冊子を持って部屋を出た。


ミズキも準備はは順調そうだったし…手伝わなくてよかったよね?

それより今は…なんでだろう、セイヤに会いたい。




私はゆっくり歩きながらセイヤと夜月の部屋『555』の数字を探しながら歩いて行った。



541…542…543……もうちょっと先かな。

私は廊下を少し小走りで走り出す。


「……あれ?」


今…廊下の奥の方に人影が見えたような…

今の時間、生徒は授業を受けているはず。


誰だろう…先輩かな?


555号室を通り過ぎて、私は突き当たりまで小走りで向かう。


そして今度は確かに…人影が見えた。

突き当たりは倉庫とかがあって、倉庫は立ち入り禁止で鍵がかかってるって冊子に書いてあったのを思い出す。

こんなところに…だれが?