君と星空の彼方

「あ…キナリっていうのはね。

地球とは違う…ある『異世界』のこと。


キナリには能力を持たない人もたくさん住んでるけど、能力者も多い。

キナリを統治しているのが…神や大神達、キナリ政府。王国だけど、王家は政治には参加しないの。


ゆりは今も、キナリ政府の下で働いてるんだ…」




「その…キナリには、行くことはできないの⁉︎」


「そんな簡単には行けないよ。

私もいけるもんなら行きたいけど、ゆりの一件があってから外部に行くことは難しくなってるの」


そんな…じゃあみんながゆりさんに会うことはできないの?


「…まだ終わりじゃないの、ホシノ」


………え?

だってゆりさんは今キナリにいて…

で、終わりじゃないの?



「違う…この一件にはムルさんも罪に問われることになってしまったの」


「ムルも…?
でもムルは、今もここで…」



ムルはいつも働いてるし、監視の下で…ってこともないよね?


じゃあ…なにが…!