君と星空の彼方

お…起きたかな?

苦しいかもだけど、起きてくれた方が都合がいい。


何をして欲しいか聞けるしね。



「おーい夜月ー。私だよ。

何かして欲しいことって…わぁぁ⁉︎」


途端、ベッドの中から手が伸びて、私を何かが抱き寄せた。

まあ、何かが…と言っても、ここには私ともう1人しかいないわけで。



「ちょっと夜月!離して!」


目の前を開けると、私は夜月の上に乗っていた。

…なんかこの体制、恥ずかしいから!


どきたくても夜月に腰をガッチリ固められてて離れない。



すると夜月は、起き上がりながらくるっと体を反転して、私を壁に押し付けた。


壁と言っても、ほぼ私は寝転がっている状態で…押し倒されている感じだ。



オレンジ色のライトに照らされてる夜月の顔はどこかポーッとしてて、ほおもほんのり赤いのがわかった。