君と星空の彼方

えーっと…512、513、514……


左右キョロキョロ見ながら進んでいく。


私とミズキの部屋が533。ってことはもっと向こうかな?


廊下を小走りで行くと…私とミズキの部屋を過ぎたぐらいに、奥の方に扉が開いている部屋が見えた。


気になって近付いて、ドアの表に書かれている部屋番号を見ると…



『555』


夜月の部屋だった。


「………勝手に入っていい感じかな?」


ちょうど開いてるし…て、そうゆう問題じゃないか。


けどいい…よね?別に。


うん、大丈夫大丈夫…私は雄也に頼まれて来ただけなんだから。


自分自身に言い聞かせて、そーっと開きかけのドアを開いた。



周りに一応誰もいないか確認して…って、私は泥棒か⁉︎空き巣犯か⁉︎


……まあ周りには誰もいなさそうだし。


私はそうっと部屋の中に入った。



部屋のつくりは、私とミズキの部屋と同じだと思う。

入った所には小さめの玄関があって、その奥の扉を開くとリビング、右のドアを開けるとダイニングルーム、左のドアを開けると寝室。

夜月は寝室にいるのかな?


いや、いくら夜月でも男子だ。


はっきり言って男子の寝室に入るということに抵抗がかなりあるのだけれど。