君と星空の彼方

しばらく動きを止めて様子を見よう!


起きたら起きた時だ…うん。


でも…ちょっと、私の心に母性が芽生えた気がする。年は置いといて。


なんか撫でてみたいかもー…なんて。



「……少しだけならいいよね?」


そーっと右手を伸ばしてセイヤの頭に触れる。
そして優しく撫でてみた。

なんか、小さい男の子を撫でてるような感覚。


なんて本人に言ったら絶対キレるのは目に見えてるけど。



「……ん………



だ、れ……?」



セイヤが言葉を口に出す。


うぅん、やめとこう。今起きたら本気で起きられる。

けど私が起きてるって事には気が付いて欲しいな。
私がベッドからおりれないじゃん。


「………ゆ、り…起きて、る…?」




「………え?」


衝撃波で無理矢理止まった時とは全然違う衝撃が体に押しかかった。


ドクン、ドクン…心臓の音が耳元でなぜか聞こえて、汗がたらりと流れた。


セイヤは私の気なんか知らず、スヤスヤとまた寝はじめた。