君と星空の彼方

目を静かに開けると、今までで2回目の光景だった。




洗練された空気の中、白いベッドに私は横たわっていた。



うぅ〜、頭がガンガンする。インフルエンザの時みたい。


違和感を感じて、足下に目をやった。




「……………また、いてくれたんだ」




すーすーと静かな寝息を立てて、寝ているセイヤがそこにはいた。

自然と笑みがこぼれる。



頭の痛みがどんどん薄れてゆく気がする。


やっぱり…闇の中で呼んでくれたのはセイヤか。



「ふふっ……寝顔は素直そうなんだから」


半身起き上がって、セイヤの頭をそーっと撫でる。



うっ…こやつ、男のくせに髪の毛サラッサラすぎじゃないか?


自分の髪よりサラサラな気が…いや、絶対認めないから!




「ん………」


セイヤの口元が少し動く。


やっば…起こしちゃった?

こんなに気持ち良さそうに寝てるんだもん、悪い気しかしない。