君と星空の彼方

ゼウスは絶対的神の力を持っている、最高神。

雷の力を操って、時には処罰に雷の力を使ったことがあるとも言われている。


………まあ、欠点の1つに『女好き』というものがあるけれど。

だってゼウスって、綺麗な人がいたなーと思ったら自分は色々な動物に変身して相手に近づいて、さらって行っちゃったりするんだよ⁉︎


むちゃくちゃすぎでしょ⁉︎


そのせいで正妻の女神『ヘラ』から強い嫉妬を受けた女の人達も、たぁくさんいたし、殺されちゃった女の人もいたほど。

しかも手を出すのは女神だけじゃない、人間もっ!



この教科書に載ってる『大神』は…女たらしじゃないことを祈る。


でも民の支持率は多いらしいし!ならまだマシじゃあないかな?



「……おぉい、ホシノー」


「…ん?何?」


ミズキは苦笑いしてみせた後、前の方へ人差し指を突き出した。


つられるように前を見る。



「………室月、初めての授業なのに百面相を堂々とできるお前を俺は少し尊敬する」

「あ、ありがとうです」


「いや褒めてねえぞ⁉︎ちゃんと聞けよ⁉︎」


おー、ナイスツッコミです。


…ようは、私は思ったことを表情に出してしまい、峯浦先生は私が百面相しているように見えたと。


「ねーミズキー。私先生に尊敬してるって言われたよ!」

「いや、冗談だと思うけどね?

間に受けないでね⁉︎」


ホシノもちょっと引きつり笑顔。


まあ、反省してあげようではないですか!



授業、全然途中から聞いてなかったしね!