君と星空の彼方

「5年後、神達の総入れ替えが急に行われて…
前までの神はどこだとか、お前達はなぜ勝手に神になっているのだとか…

『キナリ』も、それこそ戦争が始まる勢いだったらしい」


へぇ〜…って、キナリ?

いなり寿司…ではないんだよね?


やっぱりついていけないな…後で誰かに聞いておこう。


「けど神達は恐ろしいほど強い能力者達でね。

それに統率力もあるし…敵に回したらどうなるかわからないような者達の集団だったわけだ。

そんなわけで戦争はまぬがれ、今はその神達による政治がキナリでは行われてる」



「先生!質問です。

もう空白の5年間を調べようとする者はいなくなったのですか?」


背が高めの男の子がそう質問をする。


「そうゆうわけじゃない。

イナリの記者や研究者も今でも調べている。

が、全く持って大したデータは出ないらしいね」



空白の5年間…


私たちがまだ子供の時の話。



なんでかな、妙にひきつけられる。




興味も特に湧かないけど…その5年間。本当になんでだろ。