君と星空の彼方

「これから歴史の授業を始める。

じゃあ前の続きから、だな…室月は前の授業のことを誰かから今度教えてもらってくれ」


つまり私は今日、中途半端な部分から意味不明な内容を異能力者から教われと…そう言いたいのですね、先生!

そこまで言ってないにしてもそう聞こえてしまう私…


先生が指定したページを開く。


黒く太い、見やすい文字でこう書かれていた。



『空白の5年間』



くう、はく…?どうゆうことだろう。


「じゃあ前回は昔の有名な能力者についてやったから、今回は結構近代なものにしよう。

大半がこの見出しの名を聞いたことがあるだろう?」


峯浦先生が問いかけるように言うと、みんなうなずいてみせたり、思い出したような声が上がる。

……私はもちろん知りませんけど!



「空白の5年間。それはその名の通り、その5年間だけ神達のデータが一気に消えて、なんの記録も残されていないことから呼ばれたものだ。


数年前の出来事だな…みんなが産まれた直後ぐらいから、神は公の舞台に立たなかったんだ。


11年前のある日、急に大神が変わって公の場で公表したもんだから、みんな驚きさ」



私たちが産まれた直後とか、16年前とかそこらへんかな?

11年前と言ってもまだ5歳とかなのに…よくみんな覚えてるなぁ。


それほど空白の5年間という言葉は重要なものだったの?



確かに聞く限り、神とか大神はとてもすごい人たちってことは分かって来たよ。


そうゆう人たちが急にいなくなったと思ったら新しくなって表舞台へ…まあ確かに、変かもしれない