君と星空の彼方

SHRの司会は日直らしき女の子が進めていった。


私は別にSHRなんて特に聞かず…ただただ窓の外を見ていただけだけれど。

外はなんにもない、つまらない世界が広がっているだけ。

本当に…ここはどこなんだろう?


今度誰かに聞いてみよーっと…



「ホシノっ!ホシノー!」

小さいミズキの声が聞こえた。




「………ふぇ?」



ふと辺りを見渡すと…


みんなが起立状態。


やっば!恥ずかしい…

「すいません…」

小声でそう言って、立ち上がった。


「フッ…」


…ん?

今後ろから笑い声が聞こえた気が…いや、でも後ろはあのセイヤなのだ。あいつはそう簡単に笑わないし、きっと気のせいだ。

礼をして、とりあえず着席。


もらったばかりの新品の教科書をスクバから出す。


雄也君からもらった時はびっくりしちゃったけど…今なら少し受け入れられる。

ふよふよ教科書が浮かんでいたって…多分、きっと、50%の確率で!受け入れられると思う。

だから雄也君、峯浦先生…あの時は手渡しでも良かったんじゃないか…と本気で思うよ。