君と星空の彼方

歩くと言ってもなんにもない砂地を歩くだけだけど。



そう言えば…


私たちは寮から徒歩だけど…他のみんなはどうやって登校してるんだろう。

やっぱりあの絶壁を車で走っていくのかな…?



ふと隣を見ると、いつも通りの3人。

笑顔が眩しいミズキに、ちょっといじわるそうな顔をしながらも元気な夜月。


そして、相変わらず無愛想なセイヤ。


夜月は、昨日のことはなんとも思ってないのかな…?

セイヤも…なんともないみたい。




そう考えるとまるで自分が自意識過剰だったみたい…

いや、自意識過剰だったのかも。


もしかしたら夜月は私がアンドロメダ座を司ってる時いた時から分かってて、心の準備はできてたとか…



…もしや、セイヤはもしかして女慣れしてるとか。



いや、セイヤに限って女慣れはないか。

でも昨日の軽すぎるあの行動は…見逃せないし。心拍数一気に上がっちゃったもん…



今でも思い出すと顔が熱い…ダメだ、赤いとなんかおもわれちゃう。




「ホシノ〜?止まってどうしたの?

もう入っちゃうよぉ」


ミズキの声にパッと顔を上げると、目の前にはでっかい扉。


……宙橋学園での登校2日目は


色々なことが起きちゃう予感がしてたまらないのですが。



まぁ



絶対にあり得ないスクールライフが来そうだから、楽しみでもあるんだけどね。



ふふんと笑みをこぼす。

セイヤが苦笑してたのは気にしない気にしない!人間笑顔は大切なんだよ!


そう思いながらでっかい扉を中へ、みんなに続いて入って行った。