君と星空の彼方

「ごめんごめん。なんか面白そうな話してたから」

イリヤ先輩は眉を下げながらマナミ先輩に謝る。

うぅん…戦ってる時と全く違うなぁ。


豹変するのかな。覚醒するときだけなりきっちゃうとか?


「イリヤ先輩は星空使い…ですよね?」


「うん。よく分かったね。

僕は『ケフェウス座』…アンドロメダの父であり、ある国の王であったケフェウスの力を持ってるんだ」


「わぁ…!なんか、凄い偶然ですね!」



私…ではないけど、アンドロメダのお父さんであるケフェウス。

その力を持つのがイリヤ先輩なんて。



「僕は衝撃波で攻撃ができるんだ。

これは予想だけど…衝撃波とかも王の威厳や威嚇…とかなのかもね」



そう言って少し照れ臭そうに笑ったイリヤ先輩。

もしかして戦った時に変わったのは、『王』の力を持つから?


王様は普通、堂々としてるもんね!



「やっふぃー!

この機会に私も話しちゃうよぉ!」


そう言って飛んできたのはミズキ。その後ろにセイヤと夜月がいた。



「私は水を操れるんだよ。ついでに言うと、水槍って言われてるのも使えるんだ」

「水槍…かっこいいね」


ミズキが攻撃する時に使ってた、あの槍かぁ。
綺麗だったなぁ…


「俺は基本、剣で戦う感じで、はっきり言って超能力的な物はないんだよね。

ただ人間離れした剣の技が使えるんだ」



そう言ったのは夜月。

確かに夜月の剣さばきはすごかった。


人間離れ…つまりあの時の夜月よりもっとすごい夜月がいるのかな。